【ネタバレあり】「からだの無意識の治癒力」〜マッサージを受けた効果の引用とそれの感想〜
今回は身体心理学の第一人者である山口創先生のの著書、「からだの無意識の治癒力」からマッサージを受けることにより得られる効果の部分を引用(一部省略)し、感想を述べていきます。
マッサージを受けた効果
①深部体温が下がる
深部体温の低下は身体が休息状態に入り、熱を逃がそうとするための反応です。ですから、身体が心からリラックスして眠くなることを意味します。
マッサージをしてもらって気付いたら寝てたなんてこと、よくありますよね🤔そのことにはちゃんと理由があることをこの本を読んで初めて知りました。
②オキシトシンの分泌
オキシトシンは「絆ホルモン」などと呼ばれているホルモンで、ハグなどのスキンシップをすることでたくさん分泌されて愛情や信頼感を深めます。
私も仕事のストレスが酷かったときに訪れると身体も心も癒されて、話す予定がなかったのに仕事でのストレスを業務上影響ない程度に語ったりしました。
このオキシトシンについてはまたゆっくり載せていきたいと思っています。
③自律神経の変化
ストレスを受けてもまわりの人たちと協力して対処していこうという反応で、これが高いほど心身が健康であるともいえる指標です。この指標は心拍変動といわれるものです。
オキシトシンもこの心拍変動と関わっています。マッサージを受けるとこの活動も高まることがわかりました。
なんかちょっと意外というかへ〜って学ぶ部分がありましたね😲マッサージを受けることでそんな効果がある
④マッサージの快感
やさしく触れてもらうことで自分を受け入れてもらい、今まで張りつめいた気持ちが一気にゆるんでしまうようです。涙がでるのも副交感神経が優位になっている証拠です。
皮膚に触れることでオキシトシンが分泌され、心の隔たりがとれて急速に信頼感や親密度が高まります。
また、皮膚感覚を刺激されることで、ボディイメージが賦活されます。こうして自分の存在を丸ごと抱きとめられ、認めてもらったように感じるのでしょう。そして自分のやっていることや、思っていることに自身を回復させて、また頑張ろうという気力が湧き上がってくるのです。
やっぱり、これはマッサージした時の醍醐味じゃないでしょうか?私も初めて背中をゆっくりアロマオイルを流してもらったとき、すっごく癒やされたの覚えてます🤭
今までの経緯
私は一時期仕事に対してとてもストレスがありました。毎日出勤するたび下を向きながらゆっくり歩いて、勤務中も過呼吸になったり、頻脈(脈が速いこと)になったり、過食になったりしてました。
結局そのときは仕事を辞めるという選択をしました。
そこで私は「癒し」について何か考えるようになりました。
ストレスに対してのどう向き合うか解決方法を考えることが、また新たにストレスを生み出す。
そんなときいろいろな人に相談して山口先生のことを知りました。
私は何か自分が問題を抱えて、その問題を解決することにしか目を向けないことはあまり好きではありません。もちろん大事です。
でも泣きたいときは泣いたらいいし、弱音吐きたいときは吐いたらいいと思う。体や気持ちがしんどくなったらマッサージを受けてみることは必要だと思う。
決して何か道が見えたわけじゃない。でも身体がリラックスしただけでも黒い霧が少し晴れて前を見ることはできます。
こんなコロナの時代だからこそ癒しが必要だと思うのでみなさんゆっくりマッサージ受けに行ってください😊
また山口先生の本や癒し、マッサージなどに触れたものを載せていきたいなと思います